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胆管がん発生原因とされる有機溶剤の環境測定

当社では、胆管がんとの関係が示唆されている有機溶剤の分析や作業環境測定が可能です。
印刷会社の従業員に胆管がんが多発しており、複数の発症者が確認された共通の要因として「1.2-ジクロロプロパン」「ジクロロメタン」の大量使用と作業場内の「換気の悪さ」が挙げられています。

〔厚労省:「胆管がんに関する一斉点検結果の取りまとめ等について」(平成24年7月10日)〕

今回着目されている「1.2-ジクロロプロパン」や「ジクロロメタン」は印刷機の洗浄剤に含まれる有機溶剤で、労働者にがんを起こすおそれのある化学物質として挙げられております。
当社では、経験豊かな作業環境測定士がこれらを含む有機溶剤や特定化学物質等の作業環境測定を実施しております。

2022年度精度管理参加一覧

(1)環境省 令和4年度環境測定分析統一精度管理調査
六価クロム、カドミウム、鉛、ヒ素、全りん

(2)2022年度大阪府環境調査・検査業務技術審査
ヒ素・亜鉛・窒素化合物・りん化合物・COD

(3)一般社団法人 日本環境測定分析協会主催
 (3-1)日環112-22WM
 ほう素、全クロム、カドミウム、鉛
 (3-2)日環113-22WL
 化学的酸素要求量
 (3-3)日環114-22WL
 フッ化物イオン、塩化物イオン、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素
 (3-4)日環115-22WL
 全窒素、全りん
 (3-5)第151~154回 SELF
 亜鉛、りん、鉄、懸濁物質

(4)公益社団法人 におい・かおり環境協会主催
臭気指数